毎年、シーズンごとに新しい俳優が登場し、感動や共感を集めるNHK連続テレビ小説。今回は、朝ドラでブレイクした女優について紹介していきたいと思います。朝ドラの人気ヒロインをはじめ、家族や親友を演じ話題となった俳優は数知れず。今では第一線で活躍するアノ人も、実はブレイクのきっかけが朝ドラだった！なんていうケースも多いんですよ。あなたが見ていた作品はありますか？これまでの朝ドラブレイク俳優を振り返ってみましょう！
アノ女優も！？朝ドラ出身のブレイク女優12人
清原果耶（なつぞら）
『なつぞら』で、朝ドラヒロイン・奥原なつ（演・広瀬すず）の妹を演じてブレイクを果たしたのは、のちに朝ドラの人気作『おかえりモネ』で主演を務めることになる、清原果耶さん。幼くして親戚の家に預けられたり、嫁ぎ先の料理屋で料理人になったり、また夫が蒸発したりと、波乱万丈な人生を送る役どころでした。作中では娘もおり、なんと17歳で母親役を務めるという快挙を成し遂げています。年齢を超越した演技に、絶賛の声が相次ぎました。
橋本愛（あまちゃん）
朝ドラ史上最高傑作といわれている『あまちゃん』で、朝ドラヒロイン・アキ（演・のん）の親友役を演じたのは、橋本愛さん。アイドルを目指す健気な少女役で、これまで橋本さんが演じてきたミステリアスな役とは全く違う印象に、強いインパクトを感じましたよね。
松岡茉優（あまちゃん）
同じく『あまちゃん』で、アイドルグループのリーダーを演じた松岡茉優さんは、子役時代から様々な作品に出演してきた、ベテラン俳優でした。本作に出演して以降、主演作が急増したことでも注目を集めましたね！今ではその幅広い演技力と、醸し出す独特の空気感が唯一無二の存在となっていますよ。
有村架純（あまちゃん）
実は、『あまちゃん』の朝ドラヒロインオーディションを受けていたという有村架純さん。残念ながらヒロインの座は奪われてしまったものの、ヒロインの母親・天野春子（演・小泉今日子）の若かりし頃を演じたことで、一躍時の人になります。その後は2年連続で『紅白歌合戦』の総合司会を務めたり、映画の主演も続々と決まったりと、まさに朝ドラという登竜門をくぐり抜けての大ブレイクとなりました。朝ドラ『ひよっこ』では、オーディションなしのヒロイン大抜擢により、朝ドラに舞い戻ってきましたね！
波瑠（あさが来た）
『あさが来た』で朝ドラヒロインを務めた波留さんは、当初からあの伝説の女優・夏目雅子に似ていると評判でした。整った顔立ちに抜群の存在感を放つ波留さんは、本作でその実力を最大限に発揮。『あさが来た』は、俳優・波留を世に知らしめる代表作として、残り続けることになったのです。それ以降は続々と主演作が決まり、今では日本を代表する実力派俳優の仲間入りを果たしましたね。
吉岡里帆（あさが来た）
吉岡里帆さんは、ヒロイン・あさ（演・波留）の娘の親友を演じました。時代背景を反映させたようなファッションで、自分のことを「僕」と呼ぶなど、非常に個性的なキャラクターであったにもかかわらず、持ち前の可憐さを封印し、見事演じ切りましたね。この作品で強烈なインパクトを残した吉岡さんは、以降さまざまなドラマで姿を見せるようになりました。脇役だったにもかかわらず、作中にいるだけで妙に気になってしまう…そんな圧倒的な存在感を残した、吉岡さんの魅力と表現力が光った作品でした。
奈緒（半分、青い。）
朝ドラヒロイン・鈴愛（演・永野芽郁）の親友を演じブレイクしたのが、今現在話題の実写ドラマ『あなたがしてくれなくても』で、セックスレスに悩む主人公を演じている、奈緒さんです。個性的なヒロインとは対照的に、普通の女の子という役柄だった奈緒さんですが、その後出演した『あなたの番です』で見せた豹変ぶりも、朝ドラ出演と併せて話題になりましたね。
杉咲花（とと姉ちゃん）
『とと姉ちゃん』で、朝ドラヒロイン・常子（演・高畑充希）の妹を演じた杉咲花さんは、今では主演作も多数持つ演技派女優の1人として知られています。のちに、朝ドラ『おちょやん』でヒロインも演じていますよね。年齢を重ねても、姉妹で協力しながら生きていく姿がとても素敵で、美しい姉妹愛に、ヒロイン並みの人気を誇る役どころでしたよ。
広瀬アリス（わろてんか）
『わろてんか』で女芸人を演じた広瀬アリスさんは、朝ドラヒロイン・てん（演・葵わかな）の恋敵としても知られ、嫉妬する姿は「可愛い！」と評判でした。関西弁でチャキチャキ喋りながら、漫才もこなす広瀬さんの芸達者ぶりは、ブレイク必至でしたよね。
黒木華（花子とアン）
朝ドラヒロイン・花子（演・吉高由里子）の妹を演じた黒木華さんは、今では映画やドラマで再活躍する、日本を代表する俳優になっていますね！結婚したいと望んでいた相手が、関東大震災で亡くなっていたことが判明したシーンでは、茫然自失となる黒木さんの演技で、日本中が惹き込まれたことでしょう。
土屋太鳳（花子とアン）
朝ドラヒロイン・花子の妹役を演じ好評だったのは、土屋太鳳さんでした。その後、『まれ』でヒロインの座を勝ち取り、一回りも二回りも大きくなって朝ドラに帰ってきましたね。『花子とアン』では、夫に先立たれたり、嫁ぎ先でいびられたりと、波乱万丈な人生を送る、難しい役どころでした。姉と確執があった時期もありましたが、少しずつ寄り添っていく姉妹愛には感動も覚えましたよね。
高畑充希（ごちそうさん）
朝ドラヒロイン・め以子（演・杏）の嫁ぎ先である西門家の六女を演じた高畑充希さんは、まるで小動物のように可愛く守ってあげたいルックスが印象的。作品では、内向的で静かな性格の希子を演じた高畑さん。しかし、め以子の努力を間近で見たことで変わろうと決意し、大勢の前で歌を披露したシーンは、涙を誘いました。高畑さんは歌唱力でも定評のある俳優なので、その底力を見せつける作品になりましたよね。その後、『とと姉ちゃん』でヒロインになって、朝ドラに舞い戻ってきましたよ。
まとめ
今回は、朝ドラでブレイクした俳優陣を紹介しました。演技力や美しさ、共感や人情味あふれるキャラクターが多くの視聴者を魅了し、才能を高く評価されてきた俳優がたくさんいましたね！彼女たちの今後の活躍がますます楽しみな上、長く続く朝ドラに登場するニューフェイスに出会えるのもまた、目が離せないポイントですね！
