コロナの影響などにより経済情勢が不安定になっている昨今で副業の投資としてFXに興味を持ち始めた方も多いのではないでしょうか。
そんな中、昨年から話題になっていた円安問題。一時は1ドル=151円台後半を記録し、約32年ぶりとなる安値をつけました。これからFXを始める方にとっては、円安が進むとどうなるのか損をしやすいのか利益を得やすいのか等々気になるところかと思います。
そこで今回はそのFX 仕組みについて、相場やFXのメリットデメリットなどを踏まえてまとめていきたいと思います。
FXとは
そもそもFXとは何なのか。ご存じない方もいらっしゃるかと思いますのでご紹介させていただきます。FXとは、ある国の通貨を別の国の通貨に変換することです。日本円をアメリカのドルに変換するといったようなことです。大きな特徴としては、取引額の一部の証拠金といわれるものを預けるだけで外国為替の取引が行えるところです。
FXのメリット
続いて、FXを始めるにあたってメリットは何なのか、いくつかご紹介させていただきます。
まず一つは24時間取引が可能なことです。FXは世界各国の通貨が取引対象になるため、24時間いつでも取引ができます。そのため、ネット環境さえあれば自分のタイミングで好きな時に売買が可能になります。
二つ目は少額からの投資が可能なことです。これは開設する口座にもよりますが5万円程度の少額から取引可能なため手の出しやすさもあります。
三つ目はレバレッジ効果があることです。FXでは25分の1の金額から取引が可能なため少額で大きな金額のやり取りができます。その分為替差益が出た際の収益も大きくなるため、効率よく投資が可能です。
そのほかにも手数料が安かったり銘柄が限定されているため情報収集がしやすかったり、専用ソフトを用いての自動売買が可能であったりと様々なメリットがFXにはあります。
FXのデメリット
一方でFXのデメリットとしては、様々なリスクが存在することです。例として為替変動リスク、信用リスク、システムリスクなどがあります。
為替変動リスクとは、相場の動きにより大きな損失を被る可能性があることを指します。FX投資を行う以上は避けられないリスクになりますが、購入時期を分散させたりしてリスクを抑えることは可能です。
二つ目の信用リスクとは、取引しているFX業者が倒産するリスクを指します。これは事前にその業者がきちんと資産管理を行っているのかや、財務状況は安全かを見極める必要があります。
三つ目のシステムリスクとは、名前の通りシステムトラブルによりタイミングを逃してしまったりタイミングがずれてしまったりで損失を被ることを指します。このリスクは口座を複数の業者で開設しておくなどで対策はとることが可能です。
FXに限らず、投資にはメリットとリスクが存在するため、それらを事前に認識しておくことが重要です。
FX仕組みとは
FXがどういった仕組みで利益や損失が発生するかといいますと、為替レートの変動したタイミングで通貨を交換することでその価値の差額で利益や損失が発生します。外貨への両替をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。出発時に交換した外貨を日本円に戻す際に出発時より円安の状況であればその分だけ多くの日本円が手元にきます。一方で円高の状況であればその分だけ手元に戻る日本円は少なくなります。海外旅行の際は帰国時に行うものですが、FXでは常にタイミングを見て利益が出るように取引を行っているということです。
FXの始め方
FXを始めるには口座を開設するのが必要です。逆に口座さえ開設すれば簡単に始めることができます。口座開設の申し込みをしてその口座が実際に使えるようになるまでは即日~長くても3日ほどです。
口座も色々種類があるためどの口座を選べばよいか迷うかと思います。ちなみにいま日本で注目を集めている口座がXM口座です。XMは海外FX業者で、日本人の投資家だけで50万口座を開設しています。
円安がFXに与える影響
急激な円安が話題になっている今、それがFXに与える影響はどのようなものなのかといいますと、もし1ドル=100円の時に日本円売り・米ドル買いを行った場合、後日1ドル=102円の時に決済をすると、1ドルあたり1円の為替差益が発生します。
そのため、もしこれからも円安が進んでいくのであれば、今のうちに円売りドル買いのトレードを行っておけば利益が得られるということになります。
最後に
ここまで見てきたように、FXはこれから円安が進むのであれば利益を得られる可能性が高い状況です。しかし、様々なリスクもあり相場の動きも急激に変わる可能性もあります。そのため、しっかりとリスクヘッジをし、情報感度高く運用していくことが必須になります。
もしこれからFXを始めようと考えられてる方は様々なサイトからでも情報をチェックしてみてくださいね。