今やSNSを通じて友人や知人とコミュニケーションをとるのは当たり前となりました。そのため、 SNSで繋がり合うことや繋がり続けることに対してポジティブに感じる人が多くなりました。しかし、一方で「ネトスト」とよばれる問題が深刻化しています。被害者は年々増加しており、もしかしたら、知らず知らずのうちに加害者になっているかもしれません。
そこで、今回はネトストの加害者にならないために気をつけること3つをご紹介します。
ネトストとは
ネトストとは、ネットストーカーの略で、インターネットを悪用して特定の人にしつこく付きまとったり嫌がらせをする行為です。
ストーカーといえば、元恋人や知人などに近しい存在から被害を受けることが多くありますが、ネトストとは全く知らない会ったことも話したこともない人から被害を受けてしまうことがあるんです。
インターネットの便利さやたくさんの情報が溢れていることから、誰でもネトストの被害者、さらに加害者になってしまうことがあります。
ネトストの加害者にならないために気をつけるべきこと3つ
多くの人がネトスト被害者側にならないよう気をつけたり、対策を講じます。しかし、同時にネトストの加害者にならないよう気をつける必要もあります。
1. SNSをチェックするのをやめる
相手のSNSをみて落ち込んでしまったり、うらやましくなったり、時には腹が立ってしまうことがあります。ネトストはそんな感情から始まり、相手を知らず知らずのうちに執着してしまっているんです。
ネトストの加害者にならないためにも、まずは相手のSNSをチェックすることをやめましょう。時間が経つと相手のことがどうでもよくなり、意識することがなくなります。
2. 友達や家族に相談する
ネトストは特に男女の中になると、常に相手の行動が気になったり、感情が抑えきれない、未練が経ちきれないなどさまざまな理由から発展してしまうことが多くあります。この場合、好きな人や恋人、元恋人など近しい存在の人が多く、実際のストーカー行為に変わる危険性があるんです。
そうならないためにも、友達や家族に相談し、相手への気持ちを整理することが大切です。
3. ネットに依存しない
ネトストとは、ネット依存が引き起こす行為の一つです。というのも、ネット依存によって他のことが手につかなくなり、相手を攻撃することだけに執着してしまうことがあるんです。インターネットは便利で快適に利用できる反面、ネット依存へと発展し、ネトストになるリスクがあります。
ネット依存になる前に、一度ネットから離れてみるのをおすすめします。旅行へ行ったり、趣味を見つけたり違うことへ意識を持っていくのもいいですね!
ネトストとは、人に依存しないことも大切ですが、ネットに依存しないことも大切です。
最後に
ネトストは気づかないうちに誰もが被害者、加害者になる可能性がありますが、加害者になることだけは避けたいところです。というもの、ネトスト行為は、悪質かつ深刻なサイバー犯罪の一つです。
物理的なストーカー行為はしていないとはいえ、相手に不快感を与えていることは事実であり、犯罪行為の一つであることを自覚しSNSを楽しみましょう!