藤井聡太さん、三冠達成へ着々と進んでいてい、またまた題になっていますね。
インタビューでの落ち着いた受け答えも注目されています。
私は、3人の子どもを育ててきた経験がありますが、どうやったら藤井聡太さんのような子どもが育つのか、気になって仕方がないです。
私にとっては今更遅いですが、現在子育て中の母親にとっては、とても役立つ情報がお届けできるのではと思います。
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藤井聡太の母はどんな人?
藤井聡太さんの家族は、父・正史(まさし)さん、母・裕子(ゆうこ)さん、そして4歳上の兄がいます。
裕子さんは、藤井聡太さんが活躍され始めると、色々と注目されてきました。
裕子さんの年齢は、2021年現在51歳です。
父・正史さん(52歳)とは同じ大学出身。
結婚当初は、子ども達をどのように子育てしていくかを決めたわけではありませんでした。
2人の子どもが生まれてから
何もかも好きなようにやらせよう
という雰囲気になっていったと言います。
そのきっかけが、聡太さんが将棋に出会い、没頭していく姿を見たのが大きかったようです。
いろいろなことに夢中になる藤井聡太さんを、裕子さんはどのように育てたのでしょうね。
藤井聡太への子供時代のこだわり教育方針はある?
調べてみると、裕子さんは、何かに夢中になる聡太さんに対して、
何かに集中している時は、極力、邪魔にならないようにしてきた
そうです。
親だと、つい時間のことを気にして、声をかけたり、別のことをするように口を出しがちですが、そこを邪魔しないように、とはすごいですね。
藤井聡太の母親の教育方針①「口を出さない」
藤井聡太さんの母親・裕子さんは、将棋のことに関して、一切口を出さないと言います。
これは、対局に落ち着いて取り組めるようにするための親心の一つ。。
そして、口を出さないということは、指導者に任せていこう、という気持ちの表れでもあると思います。
親が子供を見ていて、姿勢が悪いとか、指導者に対しての口のきき方が良くないなど、つい口を挟みがち。
そこもあえて口を出さないと決めていたのでしょうね。
藤井聡太の母親の教育方針②「見守る」
藤井聡太さんが幼い頃、対局で負けてしまって、悔しくて大泣きをしたこともあったそうです。
泣いてしまうと、母親によっては、母親自身の恥ずかしさから泣き止ませようとすることもあります。
裕子さんは、そうではなかったのです。
ある程度聡太さんを泣かせておいて、見守る。
そして、本人をなだめ、将棋盤から引き離していく。
その時間で、子ども自身にその悔しさや、何が足りなかったのかを考えさせていたのではないでしょうか。
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藤井聡太の母親の教育方針③「好きな事をさせる」
藤井聡太さんは、小さい時から好きな事をしていると、他のことへ注意が行かなくなるほど、夢中になる性格だったそうです。
幼い時から熱中して、習得してしまったことは
裕子さんによると
問題を解いたり、何かを覚えたりすることが単純に好き、という感じだった
引用元:産経新聞
そうです。
好きな事をさせることで、集中力もついていったのではないでしょうか。
藤井聡太の母親の教育方針④「モンテッソーリ教育」
裕子さんは、息子聡太さんが、好きな事をなるべく出来るようにさせるため、幼稚園も選びました。
その幼稚園は、藤井さんの地元・瀬戸市にある『雪の聖母幼稚園』です。
この幼稚園では、「モンテッソーリ教育」を基本とした保育が行なわれています。
藤井聡太さんが、好きな事に集中できる環境を整えてきた裕子さん、素晴らしいです。
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藤井聡太の幼少期はどんな子供だった?
母・裕子さんも素晴らしいのですが、藤井聡太さんの幼少期も気になります。
どんな子供時代を過ごしてきたのでしょうか?
プロフィールとともに調べてみたいと思います。
藤井聡太のプロフィール
5歳で祖父母に入門用の「スタディ将棋」をもらって手ほどきを受けたのが、将棋の始まり。
すぐに祖父母は、聡太さんに歯が立たなくなり、2007年にしないの将棋教室に入会をしました。
すごいのは、入会時に渡された500ページ近い厚さの『駒落ち定跡』という将棋の本を、読み書きができないのに、符号を頼りに読み進めて、1年後には完全に理解をし、記憶をした!ということ。
2010年3月(小学1年生)の時には、東海研修会に入会をしています。
研修会に在籍中、小学生対象の数々の将棋大会に出場しては、優勝をしていきます。
そして、2012年9月(小学4年生)に新進棋士奨励会入会をしました。
小学6年生からは、様々な史上最年少記録を積み上げて現在まで来ています。
藤井聡太はどんな幼少期だった?
藤井聡太さんは、問題を解いたり、何かを覚えたりすることが好きな子供でした。
頭を使うことだけが得意?と思われがちですが、実は違ったんです。
小さい時から外遊びが大好きで活発なところもあった聡太さん。
家の庭に生えているクロガネモチの木に登ったり、鬼ごっこも好き。
足が速いことが自慢だったそうです。
あのおっとりした話し方からは想像できませんでした。(すいません)
また、裕子さんによると
好きな事には本当に夢中になる。
他のことに注意がいかなくなるくらい。
小学生の頃は学校にランドセルを忘れたこともあった。
引用元:産経新聞
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藤井聡太は数字に細かい
藤井聡太さんは、4歳上の兄とは性格もこだわりも違ったようです。
興味の対象やこだわるところが違い、数字に細かいのです。
だいたい、という考えが好きでないようで、どこかへ出かけるにしても、きっちりと時間を出すと言います。
例えば、「あそこまで何時間、何分かかる」と1分単位で細かく言う。
こだわりの一つなんでしょうね。
藤井聡太の学生時代エピソード
藤井聡太さんは、とにかく家では将棋を集中してやりたい人のようです。
学校の宿題は、全て学校で終わらせてきて、家には持ってこない。
裕子さんが、学校で宿題が出ているのも知らなかったほどだそうです。
そして、学校の授業もその場で理解をして覚えていったのです。
中学受験では、塾にも通わず、競争率8倍の難関校の名古屋大学教育学部附属中学校に受かってしまいます。
中学からそのまま高校へ内部進学をしていましたが、高校卒業まであとわずか、というところで自主退学をしたことには、驚きました。
対局が増えていくと学校に通うことも難しかったでしょうし、もっと将棋に集中したかったのでしょうね。
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まとめ
藤井聡太さんの母・裕子さんは、聡太さんが自分の好きな事に集中できる環境をしっかり整えて、サポートしているのがよくわかります。
藤井聡太さんは、すでに二冠を取っています。
三冠もあと少しで手が届きそうなところまで来ていて、裕子さんにとっては、「応援するしかない」そんな気持ちではないでしょうか。
藤井聡太さん自身の、地頭の良さはあったのでしょうが、裕子さんの教育方針がとても参考になります。